「ゴ……」
「ベチャ……」
UMA34号として、この探索部に入る事が許されているゴーミンと、なぜかベチャットまでがココナッツタワーの中にいるのだ。
「たっぷりとな、休ませちゃダメだゴッ」
「ベチャ!」
ゴーミンの言葉を理解したように、ベチャットは小夜の後をついて歩き出した。