「やっぱり……」
淫気とも呼べる汚濁液の影響が、子宮を中心に小夜の全身からこぼれる様に溢れ出て来る。
「何てことを……」
どうやってそれを無くすのか、早くシャワーを浴びてとかそんな事を必死に考えている目の前でベチャットは、脱がした小夜の服を拾い集めていた。
「ベチャ……」
「着せてくれるわけ?」
そう、疑問の解消にはならないのはベチャットとは子供は作れない……元々生殖にならないのだから答えではないのだ。