シートベルトを閉めながら、恨めし気にゴーミンを睨む。
「人間を信じろよ、淫気に中てられない立派な心の持ち主がいるかもしれないぜ」
そう言ってドアを閉めるゴーミンは、最初から人間をバカにしているのだ。