「やっと来たか」
 以前に指定された場所まで来ると、そこには銀色のバケツを被ったような男が待っている。
「戦闘中は止めてくれる?」
「もう、終わっていただろう……お前たちスーパー戦隊のメンバーは地球を守る時には他の全てをかなぐり捨てる様な力を発揮するからな、でも終わった直後ならその快感は無視できないと思ったので実験してみたわけだ。」
 という事は、先ほどの邪面師との戦いを何処からか観察していたという事なのだろうか……
 ブルッ……
 震えが来た、何時如何なる瞬間もこの宇宙人に見張られているという事なのだ。
「そうなのね……」