「鍛え直してやる!」
バシンッ!
「きゃぁ」
バシンッ!
「ああ❤」
師範代の手が、小夜の腕に触れた瞬間に既に宙を舞っている。
「しっかり立て!」
この神聖な道場で全裸で居るという事だけで、足元がふらつく。
師範代は、この淫らな姿の小夜を、本気で怒ってくれていると思える気合だった。