「バウ」
怒気を孕んだコテツの声、もう何も着ていないのに。
「なにを……コテツ、何を言っているの?」
「ばう」
コテツのペニスがまだ射精してないとばかりに、いきり立っていた。
ドキン……
不用意に胸が高鳴ってしまう。
『違うわ……絶対に違うのよ……』
必死に自分に言い聞かせなければいけない程に、鼓動が早くなり、勝手に頬が熱くなっていく……
「ああ……」