「はやく……」
 もう、瓶を抜く事しか考えられなくなっていたのかもしれない。
「ああ……」
 ゆっくりと刺激を与えないように、ベッドを下りる……
 ドキン……
 もしかしたら、抜いておいた方が……
「何を考えているの」
 ドキン……
 思考と感情が、裏腹に作用する。