「今度は、何と尻の穴でビールの銘柄当てだぉ! 流石は大治小夜だぁ!」
 MCが奇声を上げながらスタジオを煽ると、観客からの歓声が数倍になって帰って来る。
「さーよ! さーよ!」
「最後は俺が飲みてぇ!」
 その場にいる全てが小夜の裸の尻から生えたホースの先に魅入っていた。
「それでは……行きますよ~~~」
 その声に会場が水を打ったように静まり返る。
 ドククッ!! ドクッ!! ドククッ!
 瓶の先から漏斗に注がれるビールの音が誰の耳にも届く。
「あん❤ ああ❤……」
 ホースを通って、一番奥まで一気に注がれた良く冷えたビールが、腸内を冷やしながら通って行く。
「ああ❤❤……」
 なのに、ホースから出たビールを感じて熱くなるのだ。