「ちっ! 上手くやらなかった罰だからな!」
 最後の最後に双負け惜しみのような言葉を投げつけ、ピアスの振動をオンにして、彼らはその場を逃げる様に立ち去って行く。
「待って❤……あっ!❤ そんな……」
 水をようやく絞り切った後で、またもや、全身に熱が入れられ身動きを封じられてしまう。