「では、行きますよ」
「ま……まさか……」
「今日は二回目の収録日ですよ」
あれから、毎日の様にコントローラーを持つ男たちに嬲られている。
「もう、嫌よ……これ以上は……」
身体の奥が何故か熱くなるのが分かる。
「ピアスを揺らしたら、どうせ抵抗なんて出来なくなるんだろ?」
「でも……」
「さて、どうしたい?」
もう、小夜に決定権など残っていないのだった。