「え?」
コクピットのシートが目の前でメタモルフォーゼしていくのが見えた。それがエクスプレスからの小夜への贈り物だとでも言いたいのだろうか。
「素晴らしいじゃねえか」
隊長もその変化に気が付いてようだった。