「この管を使ったら、大治小夜に立小便もさせられるぜ、男のおちんちんと一緒って事だ」
 奥へ差し込んだカテーテルから尿が零れる前に、鍵開け師が指で蓋をする、どんなに筋肉を引き締めようとしても膀胱内に届いたカテーテルは腹圧によって膀胱内の尿を排尿する。
「ここを抑えてろよ」
「うん」
 小夜の言葉をまるで聞かない幸也くんが、この男の言う事を素直に聞きながら小夜の身体の扱い方を覚えて行く。
「ここを触ってみろ」
「ここ?」
 カテーテルを持っていない方の手を小夜の下腹部に手を持って行くと、ゴロゴロとグリセリンによって圧迫されている腸が蠕動運動を激しくしていた。
「これって?」
「ウンコがしたいってこったな」
「ああ……」
 恥ずかしい行為の繰り返しだ、医療の為でなく只々小夜を辱める為だけに行われる疑似医療行為なのだ。
「じゃあ、小夜先生にウンコして貰わないと!」
「そう、ここにな」
 鍵開け師が指差したのは、男子用便器だった。
「これに出来るの?」
「ああ、大治小夜は浣腸されるのだ外好きで、いっつも浣腸ばっかりしてるからウンコと言っても固いのは何も腹に入ってない」
 そう、入れ替わり立ち代わり、小夜の前に現れる変質者たちは小夜に浣腸し、小夜の最も感じるアナルを優先して虐めて来る。
「大好きなんだぁ」
「ついでにそっちの一緒に出してやれや」
 カテーテルを股間から後ろに回して、小夜の臀部を男子用便器に押し付ける。
「出していいよ、小夜先生!」
 にっこりと笑う幸也くんは、まるで天使の様な顔をしているのに……
「さ、早く!」
 そう言いながらカテーテルを蓋していた指が外されると、勢いよく排尿されていく。
「あ❤ ああ❤」
 感覚を共有するようにアナルもヒクヒクと、痙攣を激しくすると、その内側から薄茶色く変色したクリセリン原液が甘い匂いとなって男子用便器の壁を叩いた。
「ああああああああはぁ❤❤」
 牝の、嬌声が喉から響く。
「こんな……はぁ……ああああああああ❤❤!」
 何度も途切れては、思い出したように何度も何度も小夜のアナルはグリセリン原液を吐き出し、その度に小夜はピアスの振動では得られないアナル排泄による絶頂を身に沁み込ませていた……