「良く出来たアナル栓だ、ミチミチと尻穴を塞ぎ切って、1ミリも漏らさない」
「あ……これ以上は」
 下腹部を抽入されたグリセリン原液が内部からの圧力で膨らませて、便意どころか何が痛いのか直に分からなくなってしまう。
「ダメだよ小夜先生、もっと用意して貰ってるから」
 振り向いた先のバケツにはまだまだ大量の浣腸液が残っていて、キィーとガラス製の浣腸器が音を上げて吸い上げて行く。
「浣腸の魅力に取りつかれると、浣腸で牝を責め殺してみたくなるんだ、筋が良いぜ」
 医学知識のない人間が容赦なく浣腸をし続ける事の恐怖を小夜は身を持って感じていた。