「満足したか?」
「もちろん」
 空になったバケツを楽し気に小夜の背後に置き直す幸也は、すでに余裕の凌辱者の風体を醸し出している。
「あの職人が凄い奴でさ」
 ポチっと押されたコントローラーによって、アナルが内側から開かされていく。
「え?」
「折角全部入れられたから出したくはないと思うけど排泄してもらうからね小夜先生」
 ピアスコントローラーで鍵職人によって封じられた幾つかの栓、アナル栓や小陰唇を閉じたピアスなどがコントローラーで開けられるように調整されていたのだ。
「もうすぐ抜けるぜ」
「や、そんな……」
 今更だ、当然のようにバケツへ戻せと言っているのだ。