それは日常と言うにはおかしな情景ろう。
「アナルの中をもっと綺麗にしてやろう、捲りなさい」
毎日、何かしらの調教と言う名の過酷な責めが小夜の肉体には科せられている。
「く……」
その日毎に違う凌辱者が小夜を責めるのだ、時には初めて会う男性の場合もある、二度目も三度目も……そして今日は何度も小夜のアナルにイタズラしてきたタクシーの運転手だった。
パシャパシャとホースの先から冷たい水が溢れ、それは下着を穿く事を許されない小夜の双臀を濡らして来る。
「いつ見ても何か入れておきたい尻の穴だな」
病院の診察が終わると、予約していたかのようにタクシーが玄関に横付けされていた。
「お待たせしました」
「呼んでませんけど」
どうせ口答えは許されないのだが。
「まあ、安心しな玄関ホール前じゃ何もできないからよ」
普段なら、タクシー内で我慢出来ない程の辱めを受けるのに、その日は普通にマンションまで送迎された。
「そこにいな」
マンションの玄関ホール前、タクシーをマンションの駐車スペースに止めた運転手は手にゴムホースを持って戻って来た。
「やっぱり……」
マンションに入る事も許されずにホース浣腸が施されているのだ。
「良い子だぜ、今日はたっぷりと入れてやる、最後にはこのホースも全部入れてからマンションに帰らしてやる」
「……」
毎回彼に浣腸される度に、新しいゴムホースが小夜の直腸内に残されるのだった。 |