ツプ……
 アナルから管が剥がされて引き抜かれる。
「あ!」
 ザラザラの固形物とちょっとばかしの水分が怪しいスープを形成して腸内に残されている。
「あひ、ひい……❤」
 ゆっくりと閉じて行くアナルが、中のスープを溢さないように口を閉じているようで、その刺激を噛みしめる度に脳天まで快感が走る。
「どうぞ、お食事にお戻りください」
 シェフは仕事を終えて、優しい声で促すのだが。
「あ……ああ……❤」
 詰め込まれた唐辛子スープの内部からの圧力に、どうしても足が前に出せない。しっかり窄めたはずのアナルがどんどん熱を持っていき、今どうなっているのか理解出来ない程にゆるゆると汁を溢している様な気さえするのだ。
「ご案内して」
 フロアマンが呼ばれて小夜をエスコートする。
「あ、歩けない……」
 それでも、手を引かれてしまうのだ……
「あひ❤」