テーブルまでエスコートされて戻って来る。
「どうぞ」
 綺麗に椅子が引かれて、もう座るだけの状態が作られはしても、もっと問題がある。
「えっと」
 アナルに火が付いたようになっている、熱い少しでも刺激があれば噴き零れてしまいそうな気配すらあるというのに、アナルは直に逝ってしまう可能性すらある。
 簡単に言っても弱点なのだから……
「どうぞ」
「はい」
 意を決して、引かれた椅子に腰を下ろす。
「んひゃん!❤」
 そして椅子に座るだけで、想定通りの激痛がお尻を中心に広がって行く。
「小夜ちゃん?」
 何処までも上り詰めた様に、一瞬頭の中が真っ白になって日下くんが呼び掛けている声が届いていなかった。