「だ、大丈夫よ……あはは、それよりも話があるんじゃなかったの?」
 あまりにも無理矢理に、話を誤魔化していると思っていたのに……
「そ、そうなんだよ……えっと、その……美味しいね」
 成功してしまった。
「は、はは……」
 ちょっと悲しいと思いつつ、彼の事を可愛いかもとか思ってしまうのだった。