「提案じゃ!」
 ヨドンナの前に現れたヨコザは単刀直入にそう声をかけてきた。
 ピシャンッ
「なんだと?」
 ヨドンナは柿原瑞希の所に行こうとしていた、名誉市民を追い返した所だった。
「簡単な事じゃ、愛を知るためにな」
 愛の意味は分からない。
「ふっ笑う所という事か?」