「ダメよ、そんなバカな事を考えてはダメよ!」
 固定されたフリントの背後で、弟たちの股間が熱くなっているのが伝わって来る。
「この世界は姉犯ワールド、姉しか性的対象にならない世界だ、それ以外はいたって普通の世界なんだがな」
「そんな、じゃあ……」
「弟君たちは、この世界に染まってしまったんだなぁ」
「絶対にダメよ、カッタナー! リッキー! 正気に戻りなさい」
 必死に訴えかけてみても、彼らの目の色は色欲に染まっていた……