「か……可愛い!?」
 怒りはあっという間に冷めて、可愛いという言葉に全部持って行かれる。
「よ、よせよぉ~」
「本気でそう思ってるぜ、多分リッキーとカッタナーもな」
 ベッドで気持ち良さそうに眠っている弟たち。
「てれるなぁ~」
 どうやら、簡単に操られているようだった。