「期待してるみたいじゃないか」
あそこに手を差し込まれて、そこが濡れている事を教えられる。
「え?」
あんなに冷たくなっていた身体の奥に小さな火が付いていたようだ。
「マゾの血が目覚めてるね、早く帰らせたいなら……浣腸をおねだりしな」
マゾの血、意味が解らない言葉だった。