ブブブブブ……
 衣服を付けない状態でピアスが発する音は、低くて小さくてもその動きで明確に見て取れる。
「ひぃい……またここでも!」
 ヒメノの目の前にいるサヨのピアスが躍動感をもって震え出し、ピアスに引っ張られて綺麗な形の両の胸が歪に上下左右に揺れ飛んでいる。
「あぶ!❤❤ ああんぶひゅ!❤❤❤」
 自分もあんな風に快感に惚けた様な表情をしているのかと、傍から見ていて恥ずかしくなってくる。
「ほら、外してやるから早く行くと良い、サヨ」
 自分で入れられても自分で抜けないような形に成形されている管は、狭間の紳士に抜いてもらわなくてはいけないのはヒメノもサヨも同じ。
「三本のホースを腸内に収めたら、この専用浣腸器を持って行くんだろ」
 アナルから足れたままだった三本の管は手際よくサヨ自らの手でアナルの中へと収納され、管の口だけがひょっこりと三つ外からも見える様になっている。
「あ❤……ああん❤❤」
 その間も、サヨはピアスの快感に加え自分で行う行動によって興奮している様に見えた。
 そして、浣腸器を手にして、よたよたと寝室を出て行く。
「もしかして解放したの?」
「いや、帰って来るよ他に居場所は無いのだから」