「あ❤……ああ❤❤　もう……あ❤」 　今一度昇り詰めようとした瞬間に 「バイブレーションはもう止めてありますよ」 　身体の中を乱暴に暴れまわっていたバイブの震動が一気に止まった。巨大な男根型のバイブや超刺激的な浣腸液は今だに内側から外へ向けて最大限の圧迫をヒメノに齎して入る物の、バイブの刺激が無くなってやっと少し冷静になれる。 「あとは我慢をしてもらって次に来る連中に何とかして貰ってください……さあ、足を上げて下さい」 　言われる儘に上げた片足の先からストッキングがスルリと足の肌を滑って行く。 「な、何のために……王宮でいつも私が使ってるストッキングなんて持ち出して」 　昨今はヨコザ様の命令で、素足でいる事が多かったヒメノにとっても久し振りのストッキングの感触だった。 「ほらもう片方」 　最近では裸で居させられるために着せてもらう事も減っているが、本来男性にでも衣装替えはして貰っていた気がする、思えばあの頃は恥ずかしさなんて無かった。 　犯されて、怪我されて、調教されて、肌を人に見せる事が恥ずかしくなったのだ。