「この部屋が女性の寝室です」
「寝室……」
 見上げる程の透明なケースは壁の様だった、ヒメノが持ち込んだモノよりも100倍の容積は越えているかもしれない。
「ご紹介しましょう……」
 そして老紳士に言われるままに歩を進める。