「何か御用がありましたか?」
 入ってすぐに声をかける……
「そうだねぇ……」
「何なんですか?」
 振り向きもしないで、管理官はの手はキーボードの上を行き来して、何かしら仕事をしているようだ。
「うん……そうだね、確認したい事があるんだよ」