第8話「神は天にいまし、すべて世は事もなし」 |
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「間に合わせて見せるわ!」
個人用のタイムマシンに跨ってユウリは5年前に遡って行く。 |
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「アイムちゃん!」
「桃さん?」
ルカと作戦を敢行しなければいけない時にアイムを呼び止めたのは、丸尾桃・オーピンクだった。
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「計画を止めようとは思わないわ、でもゴーミン達がいたおかげで生き延びた人も一日いることだけは忘れないでね」
そう言われて思い浮かぶ牝奴隷にされたヒロインをアイムも知っていた。
「並行同位体……」 |
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「分かってくれて嬉しい……その子たちの事を」
「分かっています……私も会いましたから……」
そしてそれを見つめるゴーミンが……
「ほほう」 |
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「って事で出番だぜ、フリントちゃん」
「ん……出番って!」
更に物陰ではフリントが弟と立ったままSexしている。
「弟の希望で作っただろ?」
「あ、姉貴! あれしようぜ」
「いやよ! あれは嫌ぁ……」
自分で改造はした、でもまだアップデートしていないものがあった。
「そんな事言って良いのかよ?」 |
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「光博も始まったし、悪博も行っくよぉ!! んひぃ❤」
キャンデリラが開会を宣言した瞬間にピアスが振動する。
「「おおおおおおおおおおおおお!!!!」」
「一人目の牝が到着だ!」
シャキンッ!
「レンジャーキ―!」 |
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「「ゴーカイチェンジ!」」 |
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『ハァーーリケンジャァーーーーーー』
『マァーーーージレンジャーーーーー』
「ミッションスタートだ!」
そして、りんねの錬金術が詠唱される。
「ルカさんだって幸せになる権利があるわ……」
それは、桃と会ったアイム1人の決意だった。 |
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「唱が聞こえる?」
「どこから?」
「え?」
「ちょっと……」 |
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「ひぃいいいいいいいいひぃいいいいいんん❤❤❤❤」
「もう一匹行くぞ」
「え……はい……宇宙戦争を止めるのぉ……」
しかし、そう覚悟を決めている最中に記憶が掠れていく。
「え?……なに?」 |
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「え? どうして?」
錬金術はちゃんと発動したはずだった。
「こんなはずじゃ……」
混乱はまだ始まったばかりだった…… |
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「ひぎぃい!!!!」
バチンッ!
メリメリメリ……
「わたしぃ……ああ、何を産んでいるの……何でこんな事にぃ!」
バチンッ!
「ひぎぃいいいいい!!!!」
胸の先から感じた事のない激痛が何度も脳を焼く。 |
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「え? なんで? 私の胸からミルクが溢れ飛んで」
記憶に靄がかかり。
バチンッ!
「ひい!」
強烈な刺激で目が覚めたようになった時の自分の身体の状況がヨーコには理解出来なかった。 |
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バチンッ!
「きゃぁああ!!」
記憶にない圧倒的な痛みが三点を襲って、ルカの変身を解いていく。 |
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「え? なんで……私こんなと所で……」
ガクガクとその場にしゃがみ込む。 |
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「ピアスのアップデートトが完了したみたいだな」
ゴーミンがルカの胸のピアスをコリコリと弄り出す。
「ゴーミン!」
「記憶&ピアス消し大作戦は失敗したみたいだな」
ゴーミンが言う作戦にもちろんルカは覚えがない。 |
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「はうぁ!!」
ズドンッ!!
次の瞬間、何かが振って来たかのように身体を走り抜ける。
「そうだ! 『悪博』で一網打尽にするんだった!」
失われたはずの、ザンギャックTVの記憶が蘇ったのだった。 |
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「あ……」
霞んだ意識は激痛によって取り戻されていた。 |
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「大丈夫?」
「あ、ありがとう……」
そう、目の前にいるこの子に会いに来たのだけど…… |
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ズドンッ……
「「あ!!」」
それは時を置かずに覚醒する。 |
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「え? 何私の胸どうなってるの? いやぁああ溺れる胸でおぼれるぅ」
バチンッ!
「ひぃいいいいん!!」 |
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「あぐっ!」
激しい胸の痛みに茉子は躓きそうになる。
「いったいこのピアスはなんなんだ!」
必死に誰かを探していたはずなのだ。
「あれかな?」
下層に降りて空間をみつけた所に大きな肌色の塊があった。 |
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「こんなのいやぁ! 私は人間なの?」
『復』
バンッ!!
モヂカラが発動し、脂肪の塊が反応する。
ズドンッ!
「「あ……」」
その瞬間に記憶が回復した。 |
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「ありがとう茉子ちゃん」
「いいえ……記憶を失うなんて想定になかったです」
二人とも、自分たちの立場を思い出していた。
「なんか、久し振りに自分の足で立つ漢字だわずっと胸に乗っかってたから」
「ご苦労様でした」
「さっきのは?」
「上手く行ったようです……なんとか」 |
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それはちょっと前の事だった。
「時間だ起きろ! 起きろ!」
ユウリが星川博士達の宇宙船に忍び込ませておいた目覚まし時計が動き出した。
『醒』
の電子モジカラを発動させながら。 |
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それは惑星シャイン上で盛大に発動し……
星川博士の宇宙船内マイクロ通信装置を利用して地球に『全人類催眠幸福作戦』を行おうとしていたシャイン星人が開いたマイクロ通信波に乗って…… |
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地球に対してそのまま『醒』のモジカラまで送り込み。 |
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受信機が設置された『光博』の会場へと……
ズドンッと降り注いだのだった。 |
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「さあ、こんな独裁は赦してはいけないわ!」
勝手に眠らされていたシャイン星の一般人たちも眼を覚まして一気にクーデターという事になった。 |
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「烈火大斬刀!!」
ずばぁ!!!
「たくさん産んだんだよね……よく耐えてきたと思う……つらかったよね」
「避難させよう、姫の攻撃に巻き込まれちゃうわよ」
美月を連れて美羽と茉子は一端離れる事になった。 |
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『弾』
バンッ!
「おわぁ!」
「ルカさん、大丈夫ですか?」
モジカラでゴーミンんが弾かれると、ことはの声が聞こえる。
「シンケンイエロー」 |
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「そう言うこと出来るなら、ピアスをさっさと外せよ」
戦う気が無いのかと思える従順さだ。
「モジカラも天装術もゴーミンさんに研究されてて、ピアスと首輪は何も受け付けないんです……おそらくマジレンジャーさんの魔法も……」
「なんだよ、先に教えて置けよ」
「記憶消したらどっちにしろ同じじゃないですか、そうそう……天装術にも自分たち以外の記憶を消す術があるそうなんですが……」
「効かなかったのか?」 |
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「はい」
ドッカーーーーーーーーーーンッ
「うおっ!」
「きゃぁ」
遠くのパビリオンが爆発していた。
「あれは?」
「姫がやってはります」 |
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「よし、その気の奴がいて良かったぜ」
「はい」
ルカは気合を入れ直す。 |
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バチンッ!
「うぐぅっ!」
ただそんな事をそのまま許してくれる敵じゃ無かった。
「この痛みの中で姫は戦ってるのか……」
「シンケンジャーは伊達じゃないんで」 |
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「宇宙海賊だってだ!」
バチンッ
「ぐっ!」
激しい痛みが連続で襲いかかって来る。
「こんな事で負けるかよ、ゴーカイチェンジ!」
『ゴーーーーカイジャーーー』 |
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「爆発?」
ビリビリとこの地下全体が震え、煙が立ち込め始めている。
「危険なんじゃない?」
「お店大丈夫かな?」
「小夜姉、どうするの?」 |
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「決まってるじゃない、ひぎぃっ!」
バチンッ!
「まずは避難誘導よ、私たちが現場にして死人なんか出さないんだから!」
「ああ……痛い痛いよ、これどうなってるの」
「ああ……私もBブロックの避難誘導行きます、バイトで避難口の誘導も覚えたんで」
未来も率先してこの事態に対応し始めた。
「誰がやってるのよ……こんな危険な事」 |
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『ファーイナルウェーーーーーーーーーーーーーーブ!!!』
「吹き飛べ!」
最終モーションに入り天上を狙う。 |
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「止めなさい!!」
ドッカーーーン!!!!
「アブねぇ!」
ルカの放ったファイナルウェーブは、キラメイピンクに当たって消えた。 |
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ドサッ……
そして変身解除された小夜はルカの前で虫の息だった。
「何で出てくる!」
「『光博』には関係の無い一般の方が沢山来場されているのよ……床が抜けでもしたらどんな大惨事になるか」
「他所の犠牲は」
「なら、正義の戦隊の看板は下ろしてくださいね」 |
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「私は、人を助けに行くので……これで」
「お前、何考えてるんだ」
フラフラとルカの前を去る小夜、追いかけようとするルカだったが。
「ルカさんダメです!」
がっちりとアイムにホールドされる。
「しかし……ぐぅ……この痛みに変えて他人の心配なのか?」
「分かったよ、ゴーミン達だけぶっ殺す」 |
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「地震?」
『光博』でのデモンストレーションテニス会場でも、異変は察知できていた。
「観客の避難を優先させた方が良いかな」
あきらの決断は早かった。 |
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「ぐぅう……ぐはぁ!」
多勢に無勢で暫くして薫が無力化され。
「お仕置きが欲しかったのかな?」 |
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「はぁはぁはぁ……」
ルカもピアスの激痛に徐々に動きを削がれて、無力化された。
「さて、牝奴隷が勝手な事をしてくれたものだ」
「私たちを殺せないんだ、何時しっぺ返しをくらうのか怯えていればいい」
「生まれて来たことを公開するほどの凌辱を用意してやろう……」 |
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「収まったかな?」
姫たちの所に向かおうとした茉子と美羽は騒ぎが収まっている事を理解する。
「お前たちも破壊活動を行う気なら相手になるぞ」
声が聞こえてくる。
「もう……良いわ」
美羽はさっさと手を上げる。
「どうして?」
「なんかね……胸の重くない私って、違和感があるのよ…」
不思議な答えだった。
「俺たちはお前たちが最も嫌い、最も望むものを与えてやるぞ」
ゾクゾクッ…… |
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「茉子~いるのか?」
茉子もそうかもしれない、志葉の家で名誉市民に犯されながら障子の向こうを歩く丈瑠に気が付かれる事に怯えながらの日常に興奮している気がするのだ。
「ええ……私もここでは戦わないわ」
茉子も美羽に続いていた。 |
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「よし居たわ、その………よく耐え切ってきたね、私!」
鞍馬袮音は自分を凌辱してくるスポンサーを名乗る男を振り切り反逆を企てる仲間を探していたのだ。
「ええ……私もここでは戦わないわ」
しかし、そこで聞いたのは絶望の言葉だった。 |
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バチンッ
「ひぐぅうう!!❤❤ これ嫌ぁ これ嫌よぅ!!❤❤❤❤」
バチンッ
「ひゃぁ!!!❤❤❤❤」
パンパンパンパンッ!
バチンッ
「いやぁ❤❤❤❤❤❤❤❤」
「やっぱり姉貴はこれが大好きだったな!」
激痛と弟からのレイプと、全部で逝き狂うフリントだった。 |
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「シャイン星の平和を取り戻す事に貢献できたことは地球の国防の一端を担う物として、誇りに思う所でもあります」
暫くして、シャイン星での出来事を『光博』公表される、防衛組織の博覧会としてこれ以上は無い程のアピールだった。
「星川緑博士に一言頂きましょう」
会場から拍手が湧き、マイクロ通信によってリアルタイムでシャイン星にいる緑が映し出された。
「えっと……」 |
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「私なんかより、やっぱり母さんの方がキレイなのかしら?」
目の前に男根を突き付けられながら、そんな事を数美はつぶやく。
「ん?」
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「何言ってやがる、大量排卵と子宮内大量妊娠実験中だろうが、股開け!」
口の中で、男根を潤すとそのまま数美の股を開かせる。
「非公認とか言うのは、どんなデカイモンスターも産むそうだ、負けないように数を産むんだぜ数美」
これは望んだ世界ではない……でもここにしか居場所が無いのだ、脚光を浴びる母との違いに絶望していた。 |
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「あ! お前こんな事して、ただで済むと思っているのか!?」
「べちゃ(分かって無いな)」
パンパンパンッ
「ぶっ殺して……あっ」
連続中出しで腰が砕ける。
「力が湧かない……」 |
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「べちゃ(気が付いたか?)」
何故か力が湧かない。
「何故だ……」
「ベチャ(人間になったって事だ……人間は俺たちに犯されても力を得ずに淫気を振りまくようになる)」
確かにヨドンナの全身からぼやっと何かが出ている気がした。
「人間になったのか……長い道のりだったな……」 |
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「べちゃ!(つまり、今日からはお前は俺たちの牝奴隷だぁ!)」
一気に四本の男根がヨドンナに襲いかかる。
『ふごっ!』
これが人間か…… |
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『悪博』会場はあっという間に再建されて、前以上に牝奴隷たちが動員される事になった。
「このオーピンクの桃という女は、ずっとお尻からこうやって浣腸液を吐き出していないと気が狂うという!」
『光博』のステージが行われた後は、必ず『悪博』でのステージも入れられることになったられることになった。 |
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「はむ……うぐぅ」
『光博』に来た修学旅行生は『悪博』に招かれ、『光博』で気に入った防衛隊関係のヒロインと性的なおもてなしを受ける事が出来た。 |
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「さ~て、今度も当たるでしょうか?」
メインステージでは、小夜が得意のビール当てをさせられていた。
「紙でパッケージを隠した、このビールを一缶入れてから品名を当ててくれますよぉ」
キャンデリラの通る声が客席を通り抜ける。
「○○の生ビール」
「さてどうでしょう?」 |
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「もう逆らうんじゃねぇぞ!」
鞍馬袮音は再びスポンサーを名乗る男の元に戻されてショーに出演させられていた。
「は、ひゃい!」
絶望と怒りの中彼女の中では、戦隊は人事られないという想いが膨らんでいく。
『ライダーなら絶対にあきらめたりしないのに……』 |
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「おやおや? そこ似るのはアムさんじゃないですか?」
見世物になる為にブラッドゲームのステージへ上がっていく。
「今日も恥ずかしい目に遭うのにねぇ」 |
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「それはお互い様じゃないですか? ルカさん」
アムは指でルカを誘うように待っていた。
『それでは観客の皆さまベットのお時間です、規定時間内にどちらがより多くの絶頂姿を我らの前に晒してくれるでしょう! 感度センサーや筋肉測定により機械的に判断しますので、回数までベット出来ます!』
どうでもいい様な事を説明している。
「「わぁああああああああああああ!!!!」」
観客は湧き『悪博』は今日も盛況だった。 |
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「本日は500キロと参りましょう」
男爵の家で大量浣腸はヒメノにとってあたり前の日課にされていた。
「奴隷王女様! お城から至急にとの連絡です」
「え?」 |
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バチンッ!!
「んひぃいいい!!❤❤❤❤」
突如三点のピアスが激痛を与えてくる。 |
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「え? これ変わってる……」
「バージョンアップされたという事でしょうな」
またしても奴隷として逃げられなくされている。
「今日の浣腸はここ迄という事のようですな」
「は、オウジャクラウンが何物かに盗まれたと……」 |
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「ギラったら何してるのよ! きっとこのまま六王国会議になるでしょうから、城に戻るわ」
ヒメノは地球で起きている事など知る由もなく、次の目的のために動き始めた。 |
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「はぁ……」
もう、外にも行けない状況になった。
「まだ、耐えられるけど……」
もう胸を隠せる服が無くなっていた『悪博』に呼び出されても、出掛ける事も出来ない、サイズもゆっくりと大きくなっている。
「会場に行く時は茉子ちゃんに探偵事務所に寄って貰うしかないわね」 |
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「はぁ……はぁ❤❤……はぁ❤❤❤❤……」
桃瀬レイは、もうどのくらいそうしているのかも分からなかった。
「ひひひひひ、女の子を舐めっるのって最高ぉ~」
オンブオバケに抱えられ、その舌で全身を舐め回されているのだった。
「もう……もうぅうう❤❤❤❤!!!!! ああ……」 |
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「もう終わりかぁ~」
反応が悪くなるとオンブオバケは交換を要求する。
「連れて来た、今度はジュエルピンクの西条桜花だよ」
「可愛い女の子だから満足だよ、こっちに」
「え? 何? どうしてこんな所に私が……」
桜花は事態が呑み込めない。
「君はゴーミンの牝奴隷なんだから、我々の命令は絶対だ、あのバケモノにこれから舐められまくるんだよ」 |
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「いやぁああああああああああ……ああ❤❤……あああ❤❤」
すぐに叫び声に艶が乗る、オンブオバケ自身も女性の泣かせ所をどんどん覚えている様だった。
「女の子は良いなぁ~ひひひひひ~最高だなぁ~」
「やぁ❤❤……ああ❤❤……逝っちゃうぅん❤❤❤❤」
「女の子を切らしたら暴れちゃうんだからねぇ~」 |
完 |