「あれ? あれぇ?」
「どうした……」
「いや、その歴史が改変されて無いかな? 私がシールドかけてたはずの部分が」
 過去でゴーミンによって性奴隷とされていた部分を他のメンバーが見えない様にしていたはずだった。
「なに言ってるのかよく分からないが、21世紀に戻るんだろ? 早く記憶にブラインドかけないとよ」
「そうだけど……何か良くない事が起こってるんじゃないかな?」
 あれが無くなってる、都合は良いけども散々弄ばれたのだ
「気にし過ぎだろ……」
「あれ? ドモン? 何処に行ったの?」
 話をしていたドモンが消えた……
「どういう事? 何が起こってるのよ……」
「?」
「お前は最初から忘れて無かっただろ?」
 気が付けばゴーミンによって背後から抱き上げられていた。
「なによ!」
「お前には優しい世界はいらないな!」