ズブリっ!
「ひぃいい!!」
 濡れてもいないあそこに次から次へと大人の玩具が突き込まれる。
「痛い! 痛いわよ!」
 美月には突然の地獄だった。
「逝けよ!」
 無茶な注文をされる!
「そんな女の身体を何も考えて無いの行為で逝けるわけないでしょ!」
 それは、掛け値なしの本音だった。
 
「もう、ただ痛いだけじゃない……」
 解放されてやっと帰路に付ける。
「合うぞ……このバイブが合う」
 背後からの気配に気が付くのが遅かった……
「合わせなければなぁ!」
「ちょっと、おじさん!」
 そこにいたのは、見慣れたアキバレッドの歪んだ姿。
「ああっ!」
 なのに、その姿に安心感があったのか……
「くぅ!!」
 ビクンビクンッ
身体が勝手に反応していた。
 ファサッ……
「え?」
 ただの戦隊オタクのおじさんがダンディに見えていた。
「えっ……行っちゃうの?」
 ゴーミン達に散々凌辱されて来た美月の常識が壊れていた。
「お前の望みを叶えてやる。」
 マジレッド輪姦誘導ノーワン鬼の言葉に
 美月は羽織っていた1枚の毛布を脱いで叫んでいた。
「私を犯して下さい!」
 言いたくもない言葉を大声で……
「え?」
 その声に誘われたように、一気に男性に取り囲まれていた。
「犯してやるぞ」
「任せろ!」
 レッドノーワン鬼だけじゃなく、一般の男性たちも加わって、いったい何人いるのか分からなかった。
「満足だ」
 マジレッド輪姦誘導ノーワン鬼は一万人が美月の身体を弄ぶ姿に何度も射精していた。
「ふぅ……次を探すか……」
 もちろん、アキバブルー初代のヒロインリングは一万人の中で最後に美月を逝かせた人物の手の中に移ったのだった。
「はぁはぁはぁ……もうゴーミンは居ないのに」
 それでも獣姦の撮影が毎日のようにある、TV側の撮影は止まってるって聞いたのに。
「みつけたぜ青柳美月……よくも俺様の性癖を曲げやがったなぁ……」
 ドンドンドンッ!
「わぁ!!」
 撮影室から一気に動物たちが飛び出して来て、美月を見つけたのだ。
「な……なに?」
 みんな美月を雌として見ていた。
「うぉ! 生で見れるとは」
 ジュウオウゴリラ獣姦ノーワン鬼は、ゴリラに犯される美月を見ながら射精していた。
「今日の撮影は終わったはずなのに……うう」
「こんな所にいたとはな」
 アキバレッドSM調教ノーワン鬼は手元にないアキバブルーのリングを取り戻す為に美月を探していたのだ。
「ん……」
「この浮気者め!」
 自分の事は棚に上げ、美月が多くの動物たちと体を重ね、絶頂した事を責める。
「え? なに?」
 美月の目の前にはいきり立ったアキバレッドSM調教ノーワン鬼のペニスがあった。
「行くぞ!」
 仲間たちが連携して動く、ロープで縛り上げて空中に吊るすと、鞭で美月の体を叩いていく。
「ふぁ!」「やめ!」「ひぃ!」
 叩かれた場所が赤く腫れ、熱を帯びていく。
 しかし、その熱は快感を美月に流し込む。
「お願い……やめて……」
 股間から大量の精液と愛液を垂らしながら、懇願する。
「お前が、誰の女かわからせてやる。」
 子宮の奥まで入った精液をかき出すようにバイブを前後させ、アナルにも同じようにバイブを刺して中の精液をかき出していく。
「ひ……痛ぅ」「くぁ!」悲鳴を上げる美月だが、肉体は徐々に熱を帯びていく。
『なんで……』
 苦痛を与えるはずの行為で、肉体は快感を感じ始めている。
「苦痛を快感に変えるのがSMだ。」
 美月の疑問に答えるようにアキバレッドSM調教ノーワン鬼は言う。
「お前をSM無しでは生きられない体に仕上げてやる。」
 それでも美月は撮影のためのスタジオに来るのが日常になっていた。
「ゴーミンさん達はどうなったどうなったのかな?」
 絶対に公式さんではない公式の振りをしたレッドに出会って現実が曖昧だった。
「アナルぅ~」
「え? 何?」
 体格には見覚えがあるけど、亡霊のような男達。
「何を言ってるんです?」
 このテレビ局でまともな人間なんて居ないのを身に染みてるのに……
「アナルを犯させろ! なんだこれは!」
 突如湧いて出て美月の秘部を封じ尻尾が付いた仕組みはもちろん美月は知らない。
「なんだこれ? なんだ?」
「あひんっ」
 ズリ尻尾を触られる度に美月は絶頂してしまう。
「アナルに入れさせろぉ!」
 唯々、尻尾を嬲られるだけの連続絶頂に美月は意識を失った……
「はっ……」
 とろ~
 美月の頭頂からかけられていた液体液体はゴーオンレッド媚薬ノーワン鬼によって造られた媚薬だった。
「あ゛!」
 何事も考えられない程に身体が熱くなる。
「やぁ! あああ!!!」
 あつくなった身体の為に必死に行動する、尻尾をゆすり、クリピアスを上下させる。
 ビクンビクン!
『ありがとう、オナニーをしてくれて』
「え?」
 恥ずかしい変身、アキバブルーとは程遠い。
『私はリング争奪には参加していない、だから君本来の姿とは違うだろうが私の力を使ってくれ』
「これで戦えるの?」
 変身はしたが過去一恥ずかしい姿だった。
『そうだ、人類を滅ぼす淫極のアナルズリを倒すのだ』
「え? え? 大ピンチ」
 それは予定時間であった為にカメラの前での行為であった。
「オナニーすればあなたと繋がれるのね?」
「理解が早い」
「みんなぁ~オナニーしてぇ!!!!」
 その絶叫はザンギャックTVのリアル配信を視聴してる全ての人に伝わった。
「みんなぁ~オナニーしてぇ!!!!」
 カメラに向かってオナニーするように叫ぶ美月。
 だが、ZTVにはエロレッドノーワン鬼達も来ている。
「そんな事しなくても、俺が気持ち良くしてやるぜ!」
 ふわっと触るかどうかの微妙なタッチ。
「あぁ……」
 そう言って突如現れたアカニンジャー焦らし愛撫ノーワン鬼に体中を愛撫される。
「うぁぁぁぁ!」
 絶頂直前まで追い込まれては寸止めされる焦らしプレイに、美月の肉体は限界まで性感を上げられる。
「いい感触だぞ、お前上級だな」
「そろそろ逝かせてやる。」
 愛液だけでなくヨダレや涙、汗と言った体液を体中から漏らしている美月にトドメとばかりに敏感な場所がようやく責められ、派手に潮を吹かされ、痙攣しながら絶頂する。
「オナニーなんかしなくても、俺が何度でも気持ち良くさせてやるぜ。」
 その言葉通り、美月は何度も絶頂させられた。
「んひいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「行きたくなったら俺を呼べ、何時でも行かせてやる……ん? リングが来ないぞ……」
「穴が塞がっているじゃないか!」
 美月を犯そうとして、前も後も封印とズリ尻尾で塞がれている美月の両穴を見て、文句を言うオーレッド大量射精ノーワン鬼。
「きゃぁあ!」
「仕方ない……口でしてもらおうか。」
 有無を言わさず、美月の頭を掴むと乱暴に口の中を犯し始める。
「んむぅ!」
 文句を言おうにも、イチモツが邪魔で何も言う事ができない。
「出すぞ!」
 飲み切れない程の精液を口腔内に出され、口から溢れてしまう。
 それでも、射精は止まらず、顔、体を精液で汚していく。
「いやぁ……」
 体中が精液塗れになる美月。
『こんな事で……』
 せっかく手に入れたテガオナールの力を使う事が出来ずに涙する美月。
『まだ、諦めるのは早いぞ。』
 美月の心にテガオナールの声が響く。
「え?」