シュワ――
「ほっ……安心した」
 変身が解けたのは廊下の外れ。
「こう言うの止めて欲しいわよね圭一郎の側だったらと思うったら……」
 嬲られている、人畜として生きてる。しかし仲間には知られたくないのだ。
「そう言えば……」
 気が付けば横沢の隣が一番安心できる場所になっていた。
「来い!」
「!」
「声を出して逝って良いぞ」
 無理矢理なその行為につかさは抵抗し続けるしかなかった。
『出来るわけないじゃない、圭一郎にバレるわけには……横沢、早く助けに来てよ!』
 
「はぁ……はぁ……」
 ゴスッ
「交代だ、約束だろ?」
「お、おう……だがあの充電池は」
「緩すぎるぜ」
 ゴセイレッドスパンキングノーワン鬼はキョウリュウレッドバイブノーワン鬼を押しのけて入って来る。
「行くぞ」
 パシーーーンッ!
「あひんっ! ひん!」
 叩かれる度に股間がジョバジョバとしてくる。
「御苦労さん」
「追い出された」
 マジックミラーの裏にはもう一人待機していた。
「さあ、 行くぞ受け止めろつかさ!」
「ああ、圭一郎」
 つかさはその外見から勘違いしています、それは圭一郎ではなく、パトレン1号手錠拘束ノーワン鬼なのだ。
「手が痛いわ……」
「五月蠅い黙れ!
「アイツ駄目だな、俺の獣電池の方が」
「何を言う。俺のスパンキングの方が……」
「どうだい? 二本差しで逝かせたぞ」
「「お、おう」」
 パトレン1号手錠拘束ノーワン鬼とゴセイレッドスパンキングノーワン鬼が外で数人の牝奴隷を逝かせている間にキョウリュウレッドバイブノーワン鬼がつかさを逝かせまくっていた。
「は……ひゃぁ……」
「分かった、変われ……順番だ」
「ここからも間違ったSMの匂いがする」
「ん? 何物だ?」
「どう言う事だ?」
 ニンジャレッド陰核蝋たらしノーワン鬼がアカレンジャー緊縛ノーワン鬼にコソコソと聞く。
「見ていればわかるさ、お前が仲間になった時と同じになるか違うのか、見学だ」
「はひっ……はひぃ……」
 つかさはパトレン1号手錠拘束ノーワン鬼に敏感になった身体を何度も絶頂させられていた。
「本来なら痛く苦しいはずの行為で女を逝かせる事こそ、SMの醍醐味だ。」
「お前は何を観ているんだ、この女は逝ってるだろう」
「だから、正しいSMという物をだな」
「俺達は別にSMがしたいわけじゃない」
「意味が分からんぞ」
 パトレン1号手錠拘束ノーワン鬼とアキバレッドSM調教ノーワン鬼の会話が平行線にすすむ。
「お前らいい加減にしろよ!」
 そこに備品管理官の横沢が飛び込んで来る。
「その女は俺が管理している備品だ、勝手に玩具にするんじゃない」
 その時、横沢のしていたリングが怪しく光る。
「その光はなんだ!?」
「この光はヤバイ気がする!」
「逃げろ!」
 エロレッド達が狭い取調室内を右往左往する、しかし横沢の持つリングの光が全てを蔽いつくしていく。
『そうだ、そうすればよい』
 横沢に話しかける謎の声があった。
「はい、アナルズリ様」
 横沢がアナルズリの使徒に選ばれていたのです。
「ふははははははは! こいつらはアナルズリ様のアナル責めの喜びを植え付けられて、ノーワンとの結合が切れたのだ、それで変身解除されてしまったという事だ。」
「横沢?」
「はっ! 俺はいったい……何を……」
「あひんっ!」
 つかさの陰部をシールで封じ、アナルにシッポ管が突き入れられている。
『手に入れたヒロインんリングの雌にはアナル絶頂の道具となって貰う、5万回早く達成せよ』
 また横沢にアナルズリの声が届いた。
「はい、アナルズリ様」