ザンギャックTV内で途方に暮れている女の子をみつけた。
「いた、あの子ね……」
 声をかけ元老院からの話をしなければいけない。
「ちょっと……」
 ブブブブブ……
「ひんっ❤❤」
 突如としてピアスが振動する。
「待っていたぞ奥さん、こっちの世界に帰って来るのを。」
「え? 何? 何が起こっているの」
 狼狽えるのは角乃だ。
「誰よ……くっ」
 声をかけてきた女性がピアスで身悶えている。
「これで分かるだろう?」
 前屈みにさせたみほのアナルへビール瓶を突き入れる。
「これって……まさか」
「そうだ式場のコンセプトアドバイザーだ」
 ドクンドクンとビールが入って来る。
「夏美も良いがお前がいいな、そしてお前もやってやるぞ」
 ボウケンレッドビール浣腸ノーワン鬼は角乃を指差す。
「え?」
「あひんっ!」
「うお」
 ボウケンレッドビール浣腸ノーワン鬼が抑えていたビール瓶に吹き飛ばされていた。
「な、こんな事は今までなかったぞ。」
 目の前に浮き出したシールと怪しい尻尾。
「あぐっ!」
「なんだこれは?」
 それがアナルズリの能力によって出現したものだとは、誰にも想像できなかった。