それは突然に
「私……」
 ハルナは自分を取り巻く異常な雰囲気にようやく気が付いた
「夕映とのどかは?」
 自分よりも友のことで正気に帰ったのだ
「私はもしかしてもっとおかしい?」
 肌にまとわりつく香りがいやだった、