そして
「ここまでアイテムを進入させることが出来るのは、同室の人間か私自身……」
 すでにハルナの思考は名探偵だった
「まあ……あの二人がするわけないし、きっと私なのよね」
 理解できるのはそこまでだ
「何? 催眠術? それとも……」
 近頃いろいろと周りで起きる不可思議なことと無関係とは思えないのだった。