「要は結界があなたの魔力を見えなくなるほどに魔力を抑えればいいのですよ」 それは簡単なことであるかのように彼は言うのだ 「それが出来ればじじいも苦労してはいないのではないか?」 彼は首を横にふり 「試してみればいいのですよ、結界の外でこれを外せばすばらしい力が元通りだと自覚できますよ」 そう言って首に魔法力制御リングをはめさせるのだった。