「食わせてみるか?」
「ぐぅっ」
 克己が風花の細い顎に手をかけ無理やり口を開けさせる。
「むぐぅう……フゥフゥ…………ゴクっ」
 克己の大きな手が塞いだ口が吐き出す事を許さない。
 仕方なしに風花はゆで卵を噛み砕き飲み込んだ。
 自分の排泄孔に入っていたものだ。せめて舌では味わわないようにしていた。

「もういいか?」
 昨日最後に風花を犯した大男が姿を見せた。
「良治、遅えぞ」
「俺はヤりたいだけだ。他はお前たちで楽しめばいい。」
「付き合いの悪い奴だ。」
「まぁ、その分4人で楽しめばいいさ。」
「で、もうヤっていいんだな。」
 風花の腰を良治が掴む。
「いや、良治さん今この卵をですね……」
「ゆで卵か? 1個もらうぞ」
「えぇ……」
 石川が持っていたタッパーから風花が出したばかりの卵をほおばる。
「うまいな」
「やめてよ……」